オブロークラリネットアンサンブル
1975年、日本で初めてのプロのクラリネットアンサンブルとして発足。
一番小さなEbクラリネットから、大きなコントラバスクラリネットまでの6オクターブに及ぶ音域と、幅広いダイナミックレンジを持つクラリネット八重奏の形態を最初に日本に持ち込んだアンサンブルである。CDの録音や、毎年東京でリサイタルを開いているほか、全国各地で演奏を行っている。
クラリネットアンサンブルのオリジナル曲に加え、弦楽アンサンブル作品、オーケストラ作品、スウィング・ジャズやラテン音楽に及ぶまで他に類を見ない幅広いレパートリーを持ち、テクニックと音色はもとより、豊かな音楽性に裏付けられた色彩的な演奏にも定評がある。
「オブロー(Hobereaux)」とは、フランス語で“小さな鷹”という意味で、若く幼い鷹が空へ羽ばたく様に、常に高みを目指す我々の未来への希望を表した。